姫路市で注文住宅をお考えの方へ!コンクリートを取り入れる際の注意点とは?
姫路市でデザイン住宅をお考えの方で、住宅にコンクリートを取り入れてみようか検討しているという方はいませんか?
しかし、コンクリート住宅の欠点や価値がよく分からないという方もいるでしょう。
今回は、コンクリートを取り入れるのであれば、ぜひ知っておきたい欠点と価値についてご紹介します。
□コンクリート住宅の欠点や注意点とは?
コンクリート住宅は大胆なイメージを与えられるので、かなり人気が高いです。
そのため、注文住宅でコンクリートを取り入れようか検討される方はたくさんいます。
しかし、コンクリートにも欠点はあるので、大胆なデザインだけでは快適で住みやすい家を作れません。
ここでは、コンクリートを取り入れながらも快適な家を購入していただくために、コンクリートの欠点や注意点について3つご紹介します。
じつは、コンクリートは熱伝導率が高いということをご存じでしょうか?
つまりそれは、外気の影響を受けやすい素材であるということです。
住宅の最上階は夏場に暑くなりやすいというのは、屋根部分に使用されているコンクリートが日差しで熱され、その熱が夜になっても冷めにくいからなのです。
しかし、この欠点の対策はありますので、ご安心ください。
その対策とは、屋根部分のコンクリートには外側に断熱を施す加工をすることで、コンクリートが熱をためないようにできるというものです。
コンクリート打ち放しのデザインのものを選びたいのであれば、コンクリートの内側に断熱材を入れる内断熱も検討してみてはいかがでしょうか。
つづいての欠点は、コンクリートは吸水性が高いので、カビが生えやすいという点です。
また、水を吸うだけでなく溜め込みやすいのもカビが生えやすい原因の1つでしょう。
人があまり出入りしないところや、空気があまり入れ替わらないところは湿気が溜まりやすいので定期的に除湿や換気をしましょう。
また、コンクリート打ち放しの場合は、汚れが付きやすいという欠点もあります。
その場合は、コンクリートの味わいが損なわれないように、汚れ付着防止のコーティング処理をすることをおすすめします。
そして最後に紹介する欠点は、木造住宅に比べて費用が高くなるという点です。
コンクリートは雨の日は工事ができなかったり、固まるまで待つ必要があったり、重たいコンクリートを支えられる頑丈な土台を作らないといけなかったりなどが費用が高くなっている理由だと言えるでしょう。
近年では、地下室が欲しいという方の場合、地下室をコンクリートで作り、地上階は木造住宅にするというコンクリートと木造を合体させた構造にすることもあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
□コンクリート住宅のメリットや価値とは?
先ほどはコンクリート住宅の欠点についてご紹介しましたが、ここではコンクリート住宅のメリットや価値について3つご紹介します。
1つ目は、遮音性に優れているというところでしょう。
遮音性が高いということは、屋外に音が漏れにくいや、屋外の音が入りにくい、上下の階に音が伝わりにくいということです。
ピアノを弾く部屋や、道路側の部屋をコンクリートで作ることで快適な家にできるでしょう。
2つ目は、耐火性に優れているというところでしょう。
住宅で火災が発生した時、温度の高いところでおよそ1,000度になります。
その温度だと、木造住宅だと一気に火が燃え広がり全焼になりかねないですが、コンクリートは1,000度程度であれば数時間耐えられるので、全焼や倒壊の危険性が下がります。
住宅の密集した地域に住宅を建てる場合は、コンクリートにしておくと良いでしょう。
3つ目は、耐震性にも優れているという点です。
コンクリート住宅は、コンクリートと鉄筋で作られている場合がほとんどです。
コンクリートは圧縮性に優れており、鉄筋は引っ張られる力に強いため、耐震性に優れていることがわかります。
大きなビルやマンションにもよく使われているので、耐震性が高いことがうかがえるでしょう。
□まとめ
今回は、コンクリートを取り入れる上で、ぜひ知っておきたい欠点と価値についてご紹介しました。
コンクリートにも欠点はありますが、それ以上の価値やメリットがあります。
注文住宅を検討されているのであれば、ぜひこの記事を参考にしてコンクリートの取り入れも考えてみてはいかがでしょうか。